二十四節気(にじゅうしせっき)とは、
季節を表す言葉のひとつです。
春・夏・秋・冬と、
1年を4分割した季節の呼び方を四季と呼びますが、
二十四節気は、
1年を24に分けた季節を言います。
一方の雑節(ざっせつ)も、
季節の変わり目を表す暦の言葉で、
二十四節気の季節を補うように日本独自で作成されたものです。
二十四節気も雑節も、
自然現象の目安としての役割をもち
農耕作業に役立てていました。
>>二十四節気 一覧
今では、季節をより身近に感じるコツとして
毎日の暮らしに取り入れている方も多いよう。
その24つの季節と雑節は、次の通りです。
●春の二十四節気
・雨水 (うすい) 毎年2月18日頃
・啓蟄 (けいちつ) 毎年3月5日頃
・春分 (しゅんぶん) 毎年3月20日頃
・清明 (せいめい) 毎年4月4日頃
・穀雨 (こくう) 毎年4月20日頃
●夏の二十四節気
・小満 (しょうまん)毎年 5月21日頃
・芒種 (ぼうしゅ)毎年 6月5日頃
・夏至 (げし) 毎年6月21日頃
・小暑 (しょうしょ) 毎年7月7日頃
・大暑 (たいしょ) 月22日頃
●秋の二十四節気
・処暑 (しょしょ) 毎年8月23日頃
・白露 (はくろ) 毎年9月7日頃
・秋分 (しゅうぶん) 毎年9月23日頃
・寒露 (かんろ) 毎年10月8日頃
・霜降 (そうこう) 毎年10月23日頃
●冬の二十四節気
・小雪 (しょうせつ)毎年 11月22日頃
・大雪 (たいせつ) 毎年12月7日頃
・冬至 (とうじ) 毎年12月22日頃
・小寒 (しょうかん) 毎年1月5日頃
・大寒 (だいかん)毎年 1月20日頃
●雑節
・節分(せつぶん)
・彼岸(ひがん)
・八十八夜(はちじゅうはちや)
・入梅(にゅうばい)
・半夏生(はんげしょう)
・二百十日(にひゃくとおか)
二十四節気それぞれの言葉は
季節の変わり目の日を指したり、
次の季節までの期間を指したりします。
例えば、
二十四節気のひとつである穀雨 (こくう) は、
2013年は4月20日からでしたが、
その場合の穀雨 は、
4月20日その日を指すこともあれば、
次の季節である立夏(2013年は5月5日)までの
約15日間という期間を指していたりする場合があります。
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二十四節気の日付の決め方
二十四節気は、
単純に日数を均等に割るのでは無く、
太陽の動きによってその日数が決まるので、
その年によって、日付が前後するのが一般的です。
二十四節気の日付の一般的な決め方を定気法というのですが、
それは簡単にいうとまず、春分を決めることから始まるそうです。
「黄道」(天球上の太陽の通り道)と
「天の赤道」(地球の赤道を天にまで延長したもの)の交点のひとつである
「春分点」を導き出し、
その春分が起こった時を起点として「黄道」を24分割。
太陽がその24分割した点の上を通過する時が、
二十四節気のそれぞれの季節となります。
春分が起こる春分の日は、
昼と夜の長さが同じ日で、毎年3月20日頃になりますが、
太陽と地球の位置関係により決定されるので、
毎年同じ日付とは限らず、
3月20日だったり21日だったりするのです。
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