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半夏生とは?2014年はいつ?たこを食べる?

半夏生(はんげしょう、はげっしょ)とは、
旧暦で季節を表す呼び名である七十二候のひとつです。

「春」「夏」「秋」「冬」など
1年を4分割した季節を四季と呼びますが、

「立春」「立夏」「夏至」「冬至」など
1年を24に分けた季節を
二十四節気(にじゅうしせっき)と呼び、

さらに

「魚上氷」「半夏生」「麦秋至」など
1年を72分割した季節
七十二候(しちじゅうにこう)と呼びます。

半夏生は、
その七十二候の季節のひとつのことで、
毎年、だいたい夏至から数えて11日目あたりの初夏のころの季節です。
(太陽の動きによって毎年違います。)

2014年はいつかというと、

6月21日が夏至で
7月2日が2014年の半夏生となります。

半夏生は、期間を示すこともあります。
「半夏生」の次の七十二候の季節である「小暑」が2014年7月7日なので、
期間を指す場合の「半夏生」は、2014年は7月2日から6日までの5日間です。

   >>国立天文台天文情報センター暦計算室(日付が確認できます。)

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最近ではこの七十二候の季節を感じながら
日々の生活を生きようとする方も増えているよう。

七十二候の中には
3月下旬を表す「桜始開」(桜が咲き始める)や、
冬の「芹乃栄」(芹がよく育つ)
など、

名称の漢字
天候の変化や植物の生態などを表しているものが多く、
季節をより身近に感じることができるのです。

1年を72の季節に分けると、
5日ごとに季節が変わることになるので、

気持ちに新たな張りが生まれるのかもしれませんね。

半夏生に食べるもの

半夏生には、特定のものを食べる風習があります。

2月3日の節分に恵方巻を食べるといった感じでしょうか。

しかし半夏生に食べるもの、
日本全国同じものではなく、
地方によって違いがありました。

例えば

関西地方では「蛸(たこ)」を
福井県の一部では「焼き鯖」
奈良県では「餅(もち)」を食べるところも。

タコを食べる関西では、

植えた稲がタコの足みたいに
大地にしっかりとからみつき(根付き)、
豊作になるようにとの
願いがこめられていてます。

福井県の焼き鯖は、

田植えの疲労回復と
これから来る夏へ向けての滋養強壮のため。

奈良県のも、

豊作祈願と感謝の気持ちで
餅を食します。

それぞれの食べ物はその地方で初夏の風物詩とされ、
特に奈良県の「餅」は

ちょうど収穫の終わった小麦で使って作られるので、
その餅を「半夏生餅」と呼んでいるそうですよ。

「半夏生」に食べる物は、
日本の農業と深いかかわりがあるんですね。

食育の題材としてもおもしろいなと思いました。

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