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コーディネーショントレーニングとは?効果や体育への導入について

コーディネーショントレーニング(COT)の
学校教育への導入が広まりつつあります。

このトレーニングで、
運動能力が向上した(幅跳び測定値の向上など)という
データもあるほか、

体育嫌いの生徒も楽しく取り組める運動としても注目されていますが、

コーディネーショントレーニングとはどんな内容で、
どんな効果を目的とした運動なのでしょうか。
プリント

コーディネーショントレーニングとは

コーディネーショントレーニングとは、
色んな動きにチャレンジすることで、
脳と神経回路を刺激し、
自身の運動能力を総合的に伸ばすトレーニングです。

このトレーニングで伸ばすことができるのが、以下の7つの能力で、

・リズム能力(リズム感を養い、動くタイミングを上手につかむ)
・バランス能力(バランスを正しく保ち、崩れた態勢を立て直す)
・変換能力(状況の変化に合わせて、素早く動きを切り替える)
・反応能力(合図に素早く反応し、適切に対応する)
・連結能力(身体全体を無駄なくスムーズに動かす)
・定位能力(動いているものと自分の位置関係を把握する)
・識別・分化能力(道具やスポーツ用具などを上手に操作する)左寄せ

この7つの能力を合わせて
コーディネーション能力と言います。

これらの7つの能力が組み合わさって発揮される運動能力の効果は、
運動神経の良し悪しに関係してきます。

例えば、

バスケットの試合中でパスを受け取る動作にも

パスを受けるという状況に素早く反応する「変換・反応能力」
投げられるボールとの位置を測る「定位能力」
ボールから受ける衝撃にも対応する「バランス能力」など

コーディネーション能力のさまざまな要素が組み合わさって行われているので

コーディネーショントレーニングで
7つの能力を鍛えることで運動能力を総合的に高めることが、
運動神経向上という効果につながるのです。

トレーニングメニューは、工夫次第で
いろいろ組むことができるので、

幼児から小学生、高校生、そして高齢者向け、
スポーツ選手向け、と色々開発がすすめられています。

日本ではJACOT(NPO法人日本コーディネーショントレーニング協会)も
それぞれのレベルに合わせた
コーディネーショントレーニングの研究開発と普及に努めているとのことです。

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子供のためのコーディネーショントレーニング

特に、幼児や小学生での体育の授業で取り入れる
コーディネーショントレーニングとしては、

勝ち負けではない、楽しみながらできるトレーニングとしても
広がりをみせているよう。

トレーニング例としては、

連結能力、リズム化能力を向上させるとして、
手の平と足の裏を床・マットにつけたまま前に進むなどの
普段使わないような筋肉を使うトレーニングや、

バランス能力や変換能力を向上させるとして、
片足でけんけんしながら
2人で手をつないで押し相撲したりと、

遊びの要素を含んでいるものも多くあります。

子供むけのコーディネーショントレーニングには、
運動が苦手な子供も取り組みやすくなっているのがポイントです。

「子供のころ、体育の授業が嫌いだった」という人は、
その理由として、

・つらい、疲れる
・できない、運動が苦手

などがあげられるかと思いますが、

頑張りすぎたり、
人と競争して比べたりするだけが運動ではありません。

コーディネーショントレーニングは、
体を動かす楽しさを味わいながら運動神経の向上を助けるという点が
さらなる広がりを予感させる要因のひとつだと思います。

運動を続けることは、一生涯大切なことですから運動神経の向上が、
また体を動かしたいと思わせられるのであれば
さらに良いことですね。

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