すっきり晴れることの少ない梅雨の間は、
梅雨明けを待ち望む人も多いと思います。
では、関東の梅雨明けは、平年だといつ頃になるのでしょうか。
関東の梅雨明け(平年)は、気象庁のサイトに載っていましたが
7月21日ごろだそうです。
この場合の「平年」は、
1981年(昭和56年)~2010年(平成22年)までの
30年間の平均の日付となります。
○参考サイト:気象庁ホームページ↓
昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):関東甲信のページ
7月21日が、1981年から2010年までの平均だということですが
2010年以降(2011年から2015年)の
最近の傾向はどうかというと、次のとおりでした。
2011年 : 7月9日ごろ
2012年 : 7月25日ごろ
2013年 : 7月6日ごろ
2014年 : 7月21日ごろ
2015年 : 7月10日ごろ
と、ばらばらです。
この5年間の梅雨明けの日付を平均すると、7月14日。
1981年~2010年までの平年の日付(7月21日)よりは、
早いということはわかるのですが、
梅雨明けの日付については、
毎年、情報を確認する必要がありそうです。
梅雨入りから梅雨明けまでの日数(関東)
では、梅雨明けの日付の平均ではなく、
梅雨である期間(梅雨入りから梅雨明けまでの日数)の平均日数は
関東だとどのくらいになるでしょう。
計算してみたところ、
1981年(28日)、1982年(49日)、1983年(45日)、
1984年(43日)、1985年(38日)、1986年(42日)、
1987年(45日)、1988年(54日)、1989年(41日)、
1990年(48日)
1991年(54日)、1992年(43日)、1992年(-日)、
1994年(36日)、1995年(51日)、1996年(34日)、
1997年(41日)、1998年(62日)、1999年(37日)、
2000年(38日)
※1993年は、梅雨明け時期がはっきりしなかったので特定せず
2001年(27日)、2002年(40日)、2003年(54日)、
2004年(38日)、2005年(39日)、2006年(52日)、
2007年(41日)、2008年(52日)、2009年(42日)、
2010年(35日)
2011年(44日)、2012年(47日)、2013年(27日)、
2014年(47日)、2015年(38日)
平均では42.7日(約1カ月半)となりました。
短い日で、27日、長くて54、62日となります。
関東の梅雨入りが始まったら参考にして見て下さいね。
ちなみに、梅雨明けは気象庁から正式に発表されます。
梅雨明けの決め方は、
・梅雨前線が付近になくなる
・夏の天候へと季節が変わる頃
など、あいまいではあるのですが、
○参考サイト:気象予報士・伊東譲司のオモシロ天気塾↓
「梅雨入り」「梅雨明け」は、どのようにして決めているのか?
季節の移り変わりを告げた、毎年気になる日付ですね。
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