早期閉経・早発閉経に兆候はあるのでしょうか。
早期閉経・早発閉経とは
日本人の閉経年齢の平均は、50~51歳ですが、
それより早い
40歳以上45歳未満の閉経を「早期閉経」
40歳未満の閉経を「早発閉経」といいます。
1年以上生理が来ない場合、閉経と診断されますが、
閉経自体は、年を重ねた女性なら誰にでも起こることです。
更年期症状がひどくなる人がいたり
骨密度の低下や、コレステロール値の上昇、
血管の病気のリスクが高まる人などがいたりと影響もさまざま。
ただ、閉経が「早期」「早発」となると
その後の病気のリスクが人より増えることがわかっています。
心疾患・脳卒中のリスクが倍増する可能性も指摘されていて
死亡率(早死にする可能性)が高くなるとも言われているのです。
早期閉経・早発閉経の兆候がある方は、
婦人科でその診断を受けることができ、
内診やエコーで子宮内膜の状態をみたり、
血液検査を行うことになる事になるでしょう。
では、早期閉経・早発閉経の兆候にはどんなものがあるのでしょうか。
早期閉経・早発閉経の兆候とは
早期閉経・早発閉経の兆候としては、
基本的に、「月経の変化」「更年期症状」など
早期・早発では無い閉経の兆候と同じです。
一般的には月経の出血量・回数が減っていく兆候がある方が多いよう。
ただ、若いと「更年期症状」の兆候は出ない方も多いそうです。
●月経の変化
・月経の出血量が少なくなる
・月経の周期が短くなったり長くなったりと不規則
・月経で、出血は少ないが長期間続く
など
●更年期症状
・のぼせ
・汗が大量に出る
・冷え
・イライラ
など
それに加え、45歳以下の早期閉経・早発閉経となると
なりやすい可能性がある生活習慣や体質というのもあります。
●生活習慣・体質
・もともと生理不順
・不妊治療の経験
・家族で早期閉経・早発閉経だった方がいる
など
まずは、月経の周期に異常を感じたら、
婦人科で相談することをお薦めします。
治療・対処について
「早期閉経」「早発閉経」は病院では病気と診断され、
飲み薬・塗り薬などの
女性ホルモン補充療法(HRT)で治療していくのが今は一般的のようです。
他、女性ホルモンの材料を補う食事療法や
漢方の力を借りて行う早期・早発閉経対策もあるので、
担当の先生と相談しながら対処していけると良いですね。
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