青いバラの花言葉とは?遺伝子組み換えで一変

青いバラの花言葉

昔は「不可能」
今は「奇跡」「夢が叶う」「神の祝福」である

と言われています。

「不可能」と「夢がかなう」。

昔と今では、その意味は正反対ですよね。

なぜ、

今と昔で全く違う花言葉であるのかというと、
それは昔、
花びらの色が青いバラの品種を作るのは
いくら品種改良をほどこしても
できない=不可能と言われていたからなんだそう。

赤や白、ピンク色のバラならあります。

また、染料を使用して、
白いバラの花びらを青くすることもできます。

それでも、

青い花びらのバラの品種を作りだすことはできなかったのだそう。

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なぜ青いバラを作るのは不可能だったのか

それでは、なぜ青いバラを作り出すのは
難しかったのでしょうか。

それは、

バラには「デルフィニジン」という
青色の色素を合成する力が無かったためでした。

あらゆる研究チームの試行錯誤の結果、
遺伝子を組み換えることで

「デルフィニジン」という青色の色素を
バラで合成させることにようやく成功したのです。

それが2004年(正式発表)のことだったそう。

それを世界で初めて、
飲料で有名なあの日本企業・サントリーがやってのけました。

それまで不可能とされていた青いバラの存在が実現したことで、

青いバラの花言葉も
「不可能」から、「可能」へ、

とりわけ、悲願だったという意味をこめてか
「奇跡・夢がかなう」というものに変化したということですね。

サントリーが青いバラの開発に着手してから
2004年に成功を正式発表するまで
実に14年の月日を費やしたそう。

2004年に発表されたその青いバラの品種はアプローズといって、
真っ青、というよりは、少し紫がかっているのが特徴です。

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もしその花を見かけたら、

「不可能」から「可能」にかえた
その研究者さんたちの力に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

  
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