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色鉛筆が消しゴムで消えない理由は

色鉛筆は、普通の黒い鉛筆に比べて
消しゴムで消しにくいのはなぜでしょうか。

その理由は、
色鉛筆と黒い鉛筆で、それぞれ作るための材料が違うからです。

黒い鉛筆の作り方

黒い鉛筆はの材料は、
主に黒鉛(こくえん)と粘土です。

黒鉛は、鉛(なまり)と言うより炭の部類に入るのですが、
鉛筆の中の粘土の割合が多いと、
芯が硬くできあがっていくのが特徴です。

鉛筆は、その黒鉛の粉と粘土を混ぜたものを
1000度以上で焼き固めて作ります。

鉛筆は、黒鉛が紙に黒い色をつけるために
書くことができるのですが、

黒鉛は、紙の表面につきにくいものではなく、
紙の繊維にも入り込みにくい性質
があります。

色鉛筆の作り方

色鉛筆の材料には、

・色を出すための顔料(がんりょう)・染料
・書き味をよくするためのタルク(滑石)・ロウ(ワックス)
・固めるためのノリ

が主に使われています。

それらを混ぜ固め、50度くらいで
約70時間ほど乾燥させて作るのが色鉛筆です。

色鉛筆をつくるための材料のひとつであるロウ(ワックス)には、

紙の表面の凹凸に入り込みやすいという性質があり、
紙の繊維にもよくなじむため、色鉛筆にもそういう性質になります。

色鉛筆が消しゴムで消えない理由

黒鉛筆は、黒鉛筆の材料である黒鉛が
紙につきにくい性質があるため、

一般的な消しゴムで
簡単に紙の上の黒鉛を簡単に吸着することができ
その結果消すことができます。

しかし、

色鉛筆の材料であるロウは、
紙に入り込んでよくなじんでしまうため、

消しゴムではうまくそれを吸着することができず
ロウが紙になじんだ分、
どうしても色が紙に残ってしまうのです。

これが、色鉛筆が消しゴムで消えない理由です。

色鉛筆が消せたら…

一度書いた色鉛筆のものを消すことができたら…
と思う事もあると思います。

今では、色鉛筆に対応した消しゴムも販売しています。

少し粘着性を高めた消しゴムなので、
色鉛筆や柔らかい鉛筆に適しているとか。

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また、消すことができる色鉛筆というのもあります。

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購入された方のレビューも悪くないようですね。
色鉛筆で書いた部分が修正できれば‥と思うことがあると思います。
次に色鉛筆を買う時には、ぜひ思い出してみて下さい。

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