立冬は「りっとう」と読みます。
「立冬と言えばかぼちゃを食べる日だっけ?」
と思う方もいるかもしれませんが、
それは冬至(とうじ)のことで、立冬ではありません。
今回は、その立冬の意味や
いつのことを言うかについて、簡単に説明致します。
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立冬とは
立冬とは、1年を24つの季節に分けた
二十四節気(にじゅうしせっき)の季節のひとつのことです。
>>二十四節気とは 雑節とは
立冬の日はいつかというと、
だいたい毎年11月7日頃。
※2013年は11月7日で、2014年も11月7日です。
立冬は、二十四節気の季節の中でも
立春、立夏、立秋(いずれも二十四節気)と共に
季節の大きな節目で
暦の上での“冬の始まり”を意味します。
また、立冬を期間で言う場合は、
次の二十四節気の季節である
小雪(しょうせつ)の前日までを言うので、
毎年だいたい11月7日頃から11月21日頃までになります。
※2013年も11月7日~11月21日です。
立冬の頃は、
小春日和(こはるびより)という
まるで春のように過ごしやすい日もある中、
木枯らしのような冬の空気を思わせる
冷たい風も吹くころ。
秋と冬のはざまのような季節ですが、
確実に冬の空気も顔を出している時期です。
・山茶始開(11月7日~11日頃)…サザンカが咲きはじめる
・地始凍(11月12日~16日頃)…地面が初めて凍る
・金盞香(11月17日~21日頃)…スイセンが香る
の3つ。
初冬の花の様子がよくわかりますね。
立冬の期間にある行事
立冬の期間である
毎年だいたい11月7日頃から11月21日頃は、
・七五三(11月15日)
・こたつ開き(11月の亥の日、特に初めての亥の日)
・ボージョレーヌーボー解禁日(11月第3木曜日)
などの行事があり、
対象の方には、結構忙しい時期でもあるようです。
こたつ開きに関しては、
「こたつを出す日なんて、決まっているの?」
と思う方も多いかもしれませんが、
“亥”は、五行では水の気とされ、
火を逃れると言われています。
新暦11月は六十干支の暦でいうと亥の月。
亥の月である11月の、亥の日に
こたつを始めとした暖房器具を潤びすれば、
その冬は、
火事を避けられると言われています。
「そろそろ、こたつを出すかな…」
と考えている人は、亥の日を選んで出してみてはいかがでしょうか。
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