緑のカーテン(グリーンカーテン)で
ホップの栽培をする方が増えているようです。
ホップは、つる性の植物で、
1日に10cmから30cmほど伸びることもあるので、
緑のカーテンにも向いているということなので、
今回は、そのホップ栽培の特徴をご紹介します。
>>緑のカーテンとは?基本情報
どんな葉っぱでどんな花が咲くの?
ホップは、夏(7~8月頃)に小さな黄緑色の花をつけるのですが、
開花後は、松カサのような球形の毬花(きゅうか)
というものになります。
(ホップは雌雄異株で、花は雌株にのみ咲きます。)
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葉の形のまわりは、のこぎりの葉のようにぎざぎざしていますが
色は、やや明るい緑色をしているので、
全体的に、爽やかな見た目の緑のカーテンができるでしょう。
食べられる?
食べられます。
ホップは、ビールの苦みの原料としても使われます。
家庭で食べるなら、
毬花(きゅうか)の部分を使うのですが、
2~3センチくらいの大きさが食べごろ。
毬花を乾燥させて熱湯を注ぎ、
お好みでハチミツを混ぜて作ったホップティーは、
ハーブティーとしても知られています。
鎮静作用・利尿作用があるそうなのですが、
苦みもあるので子供は苦手かもしれません。
また、毬花を洗って天ぷらにもできます。
天ぷらは、苦みがあとからくるのがクセになるとのことで
ビールのおつまみに最適なんだとか。
毬花は、食べなくても、
風通しのよい場所ですぐ陰干しし、乾燥させれば保存でき、
ポプリ・ドライフラワーにして楽しむこともできます。
育て方の特徴
ホップは、上にはぐんぐん伸びますが、
横にはあまり広がらないので、
プランターには、30~40センチ間隔で植えると良いでしょう。
乾燥を避けるため、深さがあるプランターがすすめられています。
多年草ということもあり、冬も越せますが、
地上にある部分は、葉が落ちるので
その時は、枯れたツルを株元から切りましょう。
春にまた芽がでます。
栽培の注意点
ホップは、もともと寒い地域の植物で、
北海道や東北でよく栽培されているものなので、
風通しの良い場所で管理し、
夏の西日に注意した方が良いです。
ただ、
京都の園芸研究家の方(ベニシアさん)が、
おすすめのグリーンカーテンとして紹介していたいり、
埼玉で栽培に成功している例もあるので、
近畿から北の地域では栽培可能であるとされていました。
「今年は定番のゴーヤ以外も…」と考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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