緑のカーテン(グリーンカーテン)を育てている時、
旅行などの留守中、水やりはどうすれば良いのでしょうか。
特に夏の間は、水分が奪われやすく、
何日も水やりができないと
土がカラカラになって枯れてしまうことも…。
旅行などの留守中、
緑のカーテンの水やりに使える給水グッズをいくつかご紹介します。
いますぐ使える給水グッズ
●給水キャップ
水を入れたペットボトルのふたのかわりにノズルをつけ、
さかさまにしてプランターの土に差しておくと、
少しずつ給水してくれる仕組みです。
時期にもよりますが、500mlのペットボトル用なら
1~3日くらいまでの旅行・留守におすすめされています。
●毛細管を利用した自動給水
素焼きの本体差し込み口をプランターの土に差して使います。
電池などはいらず、水を入れた容器の位置を高くしたり
低くしたりすることで、水量を調節することができます。
容器に入れられる水の量次第で、
5日間程度の留守にも対応できると言われています。
【商品例】水やり当番
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●電動水やりシステム
製品にもよりますが、
電動で水やりの時間や間隔を設定ができる装置があります。
水道の蛇口につなぐタイプと、タンク式のタイプがあり、
ひとつの装置で複数のプランターに給水できるものや
水分センサーで土の水分量を感知することで、
水やりを自動キャンセルするように設定できるものもあります。
電力は、乾電池からのものが多く、
特に業者を呼んで工事する必要もありません。
タンクの容量に注意は必要ですが、
1週間以上家を空けるなら、この電動のものが良いでしょう。
【商品例】
・緑のカーテン水やりキット(サンホープ アクア)
・水やりタイマー(タカギ)
(主に)鉢植えの段階から準備する給水グッズ
●底面給水用のプランターにする
水やりと言えば、じょうろ等で上からが一般的ですが、
プランターの底から土に吸水させ
自然界からの水養分吸収のように給水する方法が、この底面給水です。
これには、植物を植える時に
底面給水用のプランターにする必要があるのですが、
特に貯水機能が付いている底面給水用のプランターは、
留守がちな方におすすめされている給水方法です。
植物によっては、水ぐされ・根ぐされの心配もあるのですが、
ドイツ製ポリプロピレン樹脂プランター「レチューザシリーズ」は、
独自の底面灌水システムで、根ぐされ無く、
水やりは、最長12週間不要ということで人気があるよう。
●保水材
顆粒状とゲル状のものがあり、
顆粒状のものは、植物を植える前に土に混ぜて使います。
保水材は、水やりのたびにそれ自体が水分を吸収し、
植物が必要とするときに、
浸透圧を利用してその水分を土に放出するので、
土が乾きにくくなり、普段の水やりも楽になります。
ゲル状のものは、水に混ぜてからまくので、
植物を植えた後でも使用できます。
【商品例】
・水の貯金箱(サカナのタネ)
・アクアゲイン(プロトリーフ)など
●透水材
土の中の水の動きをスムーズにすることで、
水を土全体にいきわたらせる働きがあるので、
給水キャップなど、点滴状に
部分的な給水をする灌水装置とセットで使うとよいものです。
土に混ぜて使いますが、
土壌表面にまいても使えます。
【商品例】サチュライド(オーシャン貿易)
注意事項など
旅行などの留守中に、
これらの給水装置を使用するには、
水の出方などが確認できるよう
出来るだけ事前に試しておくようにしましょう。
また、タンクやペットボトルに溜めて給水するときは、
その水自体が熱で熱くならないように注意するとよいです。
緑のカーテンを育てるときに、給水グッズを使うことで、
普段の水やりも楽になることがありますので
ぜひ試してみて下さい。
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