福島正則(ふくしままさのり)って知ってますか?
彼は、江戸時代初期の1600年から1619年までの間、広島城の城主でした。
広島での治世は短かったですが、
広島城の歴史を知る上で重要な人物です。
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福島正則は江戸時代での約20年間、広島を統治していたのですが
例えば、
現在の広島市本通の商店の賑わいの基礎は、
福島正則が作ったと言っても過言ではありません。
福島正則 治世当時、広島には
京都から下関まで行ける『西国街道』という大きな街道が通っていました。
その『西国街道』は、
参勤交代の大名や奉行・幕府の役人などが行き来する道として、
五街道に次ぐとも言われている、重要な街道のひとつ。
しかし『西国街道』は、広島城下町からはずれて北を通っていたのです。
その街道を南下させ、
広島城下町を貫通するように整備したのが福島正則でした。
南下後、福島正則は、『西国街道』に面する敷地をすべて町人居住区とし、
西国街道の賑わいを
広島城下町の商業の発展につなげ、そして現在に至っている…という訳です。
他にも
毛利氏領・岩国城の勢力に対抗して今の大竹市に「亀居城」を築城したり、
税制を定めたりとの治績があります。
●参考:広島城 ホームページ
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