春キャベツの栄養素に関しては、
冬キャベツ(寒玉)とそれほど違いはないそうです。
春キャベツも冬キャベツも、
栄養素としては、
ビタミンC・ビタミンU(キャベジン)が豊富で、
他にも
カリウム、カルシウム、ビタミンK、
食物繊維等が多く含まれています。
外側の葉や芯の部分に多いと言われるビタミンCは、
・免疫力を高め、風邪を予防
・美容効果(シミ、ソバカス予防やツヤのある美肌作り)
・ストレス緩和
胃腸薬の成分としても有名なビタミンU(キャベジン)は、
・胃腸の調子を整える
・胃の粘膜を強くして、胃の損傷を修復
(胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防)
・肝臓の解毒作用を助ける(二日酔いに効果的)
・他肝機能を高める(肥満防止)
・油による胃もたれを防ぐ
などの効果が期待できる上に、
100gあたり23kcalと低カロリー。
というわけで、
そんなキャベツの良いところを活かした
「キャベツダイエット」というのも開発されています。
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キャベツは
身近な食材で、わりと安く手に入るので、
ダイエット法としては、取り入れやすいかもしれませんね。
春キャベツと冬キャベツの違い
巻きがふんわりしていて葉が柔らかい春キャベツ、
巻きに隙間が無く、葉は厚めの冬キャベツ、
と見た目が違うそれぞれのキャベツですが、
そもそも品種が違い、同じものではありません。
「キャベツ」が、春になって暖かくなってきたから
葉がふんわりしてきた…というわけではないのですね。
冬キャベツと春キャベツは、
種まきの時期も異なり
新キャベツ・春玉とも呼ばれる春キャベツは
おもに4~6月が旬で、
寒玉とも呼ばれる冬キャベツは、11月~3月頃が旬でした。
それぞれには、適した料理法があり、
冬キャベツは
葉の厚さ・かたさを活かして
ロールキャベツなどがおすすめ。
煮崩れしにくく、甘味をしっかり出すことができるので
主に火を通す料理に向いています。
春キャベツは、
葉みずみずしくて生のまま食べるのがおすすめ。
特に、キャベツに含まれる栄養素である
ビタミンC、Uは加熱に弱いため、
生食をすると効果的に摂取できます。
食事の全体バランスも考えると
キャベツの生食ばっかりといったような
偏った摂り方はNGかもしれませんが、
春キャベツが旬である春から初夏にかけては、
サラダなどに積極的に取り入れて楽しみたいものです。
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