花の時期が終わったら、
土の中から掘り上げて、
地上に出しておいた方が良い球根があります。
では、
その土から出した球根は
どのように保存・保管すれば良いのでしょうか。
調べたところ、まずは
冬の間保存しておくものについてと、
夏の間保存しておくものについてで、
違いが出てくるようです。
さらに、その中でも
乾燥させて良いものと悪いもので保管方法がわかれます。
冬の間は土から出して保存しておく球根
秋頃、球根を土から掘り上げて、
冬の間保管しておく球根は、
春植え球根です。
※春植え球根でも植えっぱなしでよいものもあります。
春植え球根は、春に土に植えると
夏~秋に開花するものです。
春植え球根は、
亜熱帯、熱帯地方が原産であるのものが多く、
寒さに弱いものが多いため、
球根の状態でも、凍るような寒さを避けなければなりません。
寒い中、土に植えておくと、腐ってしまうそうです。
なので、球根を掘り上げたら
凍らない温度で保管してあげて下さい。
ここでの注意点としては、
暖房のきいたあたたかすぎる場所での保管は
しないようにすることです。
春植え球根を温めると、
球根の休眠状態を妨げ、エネルギーを消耗させてしまうからです。
乾燥させたほうが良いものと悪いもの
春植え球根の中でも
乾燥させたて保管した方が良いものと、
乾燥させて保管してはダメなものがあります。
乾燥させた方が良いのは、
グラジオラスなどで、
保管の時は
土を落として、日の当らないところで乾燥させ
その後は、みかんネットや、紙袋・段ボール等に入れます。
乾燥させるとダメなのは、
ダリアやカンナなどで
土を落とした後は、
上部に空気穴をあけたビニール袋に
おがくずやバーミキュライト(人工用土)を入れて、その中で保存するのが適切です。
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夏の間は土から出して保存しておく球根
春に花を咲かせ
夏の間、球根を掘り上げて保管しておく球根は、
秋植え球根です。
※掘り上げなくて良いものもあります。
秋植え球根とは、秋に植えると、
翌年の春頃に開花するものです。
秋植え球根は、
夏の高温多湿に耐えられないものも多く、
夏の間は、土から掘り上げて地上で保管します。
保管場所は、風通しが良く、涼しい日陰が良いでしょう。
乾燥させたほうが良いものと悪いもの
秋植え球根の中でも春植え球根と同様
乾燥させた方が良いものと、ダメなものがあります。
乾燥させた方が良いのは、
チューリップ、ヒヤシンスなどで、
保管の時は土を落として、日の当らないところで乾燥させ
その後は、みかんネットや紙袋・段ボール等に入れます。
乾燥させるとダメなのは、ユリなどで
春植え球根のときと同様、
土を落とした後は、
上部に空気穴をあけたビニール袋に
おがくずやバーミキュライト(人工用土)を入れて、その中で保存します。
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