![佐賀バルーンフェスタ2023](https://itsutoha.com/wp-content/uploads/2023/11/gate.jpg)
毎年11月初めにに開催される
佐賀インターナショナルバルーンフェスタですが、
自家用車で会場までに行くのには、駐車場の確保が大変です。
2023年も、11月3日祝日(3連休初日)開催の日は、
会場に一番近い河川敷のバルーン会場北駐車場へ駐車するには、
朝(競技時間帯)の渋滞で、近くにいるのに入るのに2時間くらいかかったという声も。
なので、車でバルーンフェスタへ行くときは、北駐車場以外の駐車場に車を停めて、
シャトルバスやJRを使って会場へ行く人も多いですが、
今回は、シチメンソウまつりも開催されている
「干潟よか公園」に車を停めて、シャトルバスでバルーン会場まで行ってみました。
「干潟よか公園」の駐車場の混み具合や、シャトルバスの混雑の様子などについて簡単にまとめています。
バルーンフェスタに行くついでに、この時期に開催される「干潟よか公園」シチメンソウまつりのようすも見てみたい!と思っていたら、「干潟よか公園」に車を停める選択肢もありだと思います。
「干潟よか公園」ってどのあたり?
「干潟よか公園」とは、佐賀市東与賀町にある、有明海沿岸にある公園です。
エリアとしては佐賀空港周辺といってもよいかもしれません。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタの会場からは、結構離れていますよね。
でも、
2023年のバルーンフェスタ開催時は、11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)に
干潟よか公園と、バルーン会場の往復シャトルバスが運行されていました。
![バルーン会場シャトルバス](https://itsutoha.com/wp-content/uploads/2023/11/hacchaku.jpg)
↑干潟よか公園 シャトルバス発着所
なぜ、遠いのにシャトルバスが出ているのかというと
このバルーンフェスタが開催される11月初旬は、シチメンソウの見頃を迎えているからです。
シチメンソウは絶滅危惧種(環境省)に指定されている塩水にも耐える塩生植物です。
干潟よか公園のシチメンソウは、国内最大規模の群生地として知られています。
特に、バルーンフェスタ開催期間中の2023年11月3日には、
干潟よか公園で、シチメンソウまつりも開催されていました。
バルーンフェスタを見に来た人に向けて、佐賀市の観光地のひとつとして
シチメンソウ群生地を紹介するために、シャトルバスが出ている感じです。
実際、バルーンフェスタ来場者は、競技の合間などに干潟よか公園へ行き、
会場へまた戻ってくる人が多いかと思います。そのためのシャトルバスかと思います。
何時ごろからバスが出ていたの?
2023年の時刻表が貼ってあったのですが
![シチメンソウ会場 時刻表](https://itsutoha.com/wp-content/uploads/2023/11/jikoku.jpg)
バルーン会場が午前9時が始発で、
干潟よか公園が午前9時30分が始発でした。
バルーン会場から干潟よか公園までバスで約25分かかることになっており、
それぞれ予定では30分おきにバスが出ることになっています。
実際に干潟よか公園からシャトルバスに乗ってみました
2023年11月のバルーンフェスタの開催期間は
11月1日から11月5日まで。
私が行ったのは、11月3日の祝日(金曜日)でした。
行き(公園からバルーン会場へ)
午前9時すぎに、干潟よか公園に自分の車で到着しました。
ラジオでは34号線が2kmほど渋滞しているという情報が流れる中、
干潟よか公園には、まったく渋滞せずに、たどり着くことができました。
干潟よか公園の駐車場は、217台収容可能(無料)とのことで、
空きがあり、すんなり駐車できたのが良かったです。
干潟よか公園シャトルバス始発が午前9時30分(9時55分着予定)だったので
競技フライト(午前7時から9時)には間に合いません。
でも、10時半ころまでやっている
バルーンファンタジア(普段入れないエリアに入ってバルーンを間近に見るチャンス)には間に合うかもしれない、と思っていました。
ただ、
その日は干潟よか公園シャトルバスの始発が遅れ
干潟よか公園午前9時30分出発のはずが、出発できたのは9時50分でした。
実際、バルーン会場に到着したのは10時10分くらいでしょうか。
あてがはずれてしまいましたが、
バルーンフェスタ大会期間中の市内は、シャトルバス専用通路があるとはいえ、
いつもより車が多いので、予定通りいかないのはしょうがない事かと思います。
バルーンファンタジアのバルーンは、会場に行く途中のバスの窓からはきれいに見えました。
ローンチエリアには入れなかったけど、
しぼみはじめの写真は撮れたので、今回はギリギリセーフといった感じです。
![バルーンファンタジア2023](https://itsutoha.com/wp-content/uploads/2023/11/baloon.jpg)
↑バルーンファンタジアのバルーンがしぼみはじめるところ(会場内撮影)
帰り(バルーン会場から公園へ)
帰りは、バルーン会場にある『干潟よか公園行き(行きで降りた場所)』から
乗ることができます。
バルーン会場では、企業ブースや屋台販売、佐賀の物産市もやっていて、
バルーンが飛んでいない間も人であふれていました。
ひととおりバルーンフェスタ会場を見て回って、昼過ぎには
帰るために干潟よか公園行きのバス乗り場に並びました。
約30分間隔の運行なので、1回逃すと30分待ちですが、
並んでいる人数もそこまで多くなく、
バス自体も観光用の大きなバスなので、全員座ってバスに乗れたのが良かったです。
(補助席も使って全員のせていました)
公園とのシャトルバスを利用するのに、協力金として片道1人300円を求められます。
電子マネーなどでの支払いはできず、手作りの箱に300円を入れることになるため、できれば、おつりが無いように用意しておくとスムーズかと思います。
(最初1000円で払いましたが、おつりはくれました)
干潟よか公園駐車は、どんな人におすすめできる?
今回の、干潟よか公園(シチメンソウ会場)の駐車場に停めて、
バルーンフェスタ会場に行くという方法のデメリットは、
競技フライトが見られないということです。
今回は、バルーンファンタジアもぎりぎりでした。
最終便もバルーン会場発が14時30分だったため、午後の競技フライトも、会場では見られません。
車でくる場合は、干潟よか公園ではなく、
公式サイトで案内のある周辺駐車場情報の空きをチェックしながら
(リアルタイムで更新してくれる)、
その駐車場から、シャトルバスやJRで向かうのが主流のようです。
だけど、干潟よか公園まで自家用車で行く分は、
(34号線周辺を通らなければ)渋滞のストレスなく駐車でき、
バス待ちも、JRや他の駐車場のような長蛇の列にはなっていなかったのが良かったことだと思います。
なので、バルーンフェスタの雰囲気を味わいたい人や、
うまかもん市場などの出店を楽しみたい人、
干潟よか公園のシチメンソウを見たい人におすすめです。
おわりに(シチメンソウについて)
![シチメンソウ2023](https://itsutoha.com/wp-content/uploads/2023/11/shichi.jpg)
↑赤いところがシチメンソウで、奥が海。これが約1.6㎞に渡って広がっています。
見頃のシチメンソウがある景色はとてもきれいでした。
干潟に住む生き物(小さなカニなど)も間近に見ることもできます。
遊歩道が整備されているので、有明海を観ながらのんびり散歩できたのが
良かったので、おすすめできる観光地だと思います。
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