行事食(ぎょうじしょく)とは、
伝統的な行事の日に食べる特別な食べ物・料理のことをいいます。
例えば、
1月(1~3日)のおせち料理や
十五夜(9月)での月見団子、
冬至(12月)でのかぼちゃ
などのことです。
その由来は、その行事によってさまざま。
昔から縁起が良い、と受け継がれてきたもの、
神様や自然の恵みに感謝するもの、
旬のものを食べて、身体を元気にするもの、
そして、健康や幸せを祈願するためのもの、
などなど、
それぞれ意味を持ち、
内容は、地域によって違いが出る事もあります。
最近は、
子供の食育のためにも注目されていて、
給食や家庭の献立を食す際や、実際に料理をこしらえる際、
その食事のいわれや歳時記の由来、
そして食べ物に感謝する心を学習させるのに
行事食は良い機会となっているよう。
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行事食一覧
日本の主な行事食を一覧にして紹介いたします。
●1月
・正月(1~3日):おせち料理・お雑煮
・人日の節句(7日):七草がゆ
・鏡開き(11日):お汁粉
・小正月(15日):小豆粥
・人日の節句(7日):七草がゆ
・鏡開き(11日):お汁粉
・小正月(15日):小豆粥
●2月
・節分(3日):福豆・恵方巻・けんちん汁・節分そば
・初午 (9日) :いなり寿司・初午(はつうま)団子
・初午 (9日) :いなり寿司・初午(はつうま)団子
●3月
・桃の節句(3日):チラシ寿司・蛤のお吸い物・雛あられ
白酒 菱餅
・春分の日(20日):ぼた餅
・16日:十六団子
白酒 菱餅
・春分の日(20日):ぼた餅
・16日:十六団子
●4月
・花祭り・灌仏会(8日):甘茶
・花見(初旬):花見団子
・花見(初旬):花見団子
●5月
・八十八夜(2日頃):新茶
・端午の節句・子供の日(5日):柏餅 ちまき
・端午の節句・子供の日(5日):柏餅 ちまき
●6月
・氷の朔日・鬼の朔日(1日):あられ
・夏越の祓(30日):水無月(和菓子)
・夏越の祓(30日):水無月(和菓子)
●7月
・半夏生(2日頃):タコ
・七夕(7日):そうめん・索餅(さくべい)
・お盆(13~16日): 精進料理・白玉団子
・土用の丑の日(23日頃):うなぎ・土用しじみ
・七夕(7日):そうめん・索餅(さくべい)
・お盆(13~16日): 精進料理・白玉団子
・土用の丑の日(23日頃):うなぎ・土用しじみ
●8月
・八朔の祝い(1日):尾花粥、黒ごま粥
・お盆(13~16日): 精進料理・白玉団子
・お盆(13~16日): 精進料理・白玉団子
●9月
・重陽の節句(9日):菊酒、栗ごはん
・秋分の日(23日頃):おはぎ
・十五夜(中旬頃):月見団子、里芋
・秋分の日(23日頃):おはぎ
・十五夜(中旬頃):月見団子、里芋
●10月
・十三夜(中旬頃):月見団子 栗ごはん 豆
・ハロウィン(31日):見た目のよくない軽食・お菓子など
・ハロウィン(31日):見た目のよくない軽食・お菓子など
●11月
・亥の子の祝い(第1亥の日):亥の子餅
・七五三(15日):千歳飴
・七五三(15日):千歳飴
●12月
・事八日(8日):おこと汁
・冬至(22日頃):かぼちゃ・小豆粥
・大晦日(31日):年越しそば
・冬至(22日頃):かぼちゃ・小豆粥
・大晦日(31日):年越しそば
「子供のころは、毎年5月5日には
お母さんが“ちまき”を作ってくれたなあ。」
と、家族と過ごした思い出として
食べたものと一緒に思い出せる人も多いのではないでしょうか。
献立のヒントにもなりますので、活用したいですね。
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