『たぬきやっこ』という豆腐料理があると知って
どんな料理か調べてみたところ、
『たぬきやっこ』とは、
豆腐に天かすを(多め、たっぷりめに)のせて、めんつゆでいただく
温やっこ(もしくは冷奴)をいうようです。
(↑この画像は冷奴ですが、これに天かすをもっと多くかけたようなイメージです。)
基本の温やっこは、
豆腐をレンジで中まで温め(半丁で500wで1分10秒くらい)
しょうゆやねぎ、しょうがで食べるものですが、
その温やっこに、
“たぬき”とつくと、
必ず天かすをのせ、温めためんつゆをかけていただくものになるとのことでした。
『たぬきやっこ』の“たぬき”とは、
『たぬきそば』からきています。
そばでいうと、
地域によって差はあるものの、
『たぬきそば』といえば、天かすがのったソバのことを
思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
マルちゃん(東洋水産)の
・赤いきつね うどん
・緑のたぬき 天そば
という、昔からある有名なカップラーメンがありますが、
そのカップラーメンでも、
赤いきつねうどんには、油あげ
緑のたぬき天そばには、小エビ天ぷらがのっています。
そういった、『たぬきそば』に見立てて
豆腐のトッピングに天かす(揚げ玉)をたっぷりのせ
しょうゆやポン酢ではない、めんつゆでいただくのが『たぬきやっこ』です。
たぬきやっこのトッピングには、
天カス以外に、薬味ネギをのせているレシピがほとんどでした。
いろどりも良くなりますね。
あとは、お好みで、一味や七味、
かつおぶしをのせている人も。
めんつゆ自体は、鍋であたためる人もいれば、
そのまま(ストレートにして)かける人もいます。
豆腐をあたためる温やっこで食べる人もいれば、
冷たいまま冷奴で食べる、という人もいて、そのへんは自由なもよう。
夏はひやして、冬は温めた温やっこバージョンで食べると良いかもしれません。
基本は、豆腐に天かす・めんつゆをかけるだけで、シンプルに食べられる
とっても簡単な一品なので
ぜひ覚えておきたいです。
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