大暑は「たいしょ」と読みます。
大暑は、字面からみると、
何となく、とても暑い時期のことかな?とは感じるのではないでしょうか。
毎年、大暑の日は、
全国的に打ち水のイベントが多数行われたりするのですが、
今回は、大暑とはいつで小暑とはどう違うのかなどについて説明致します。
大暑とは
大暑とは、1年を二十四つの季節に分けた
二十四節気(暦)の中の季節のひとつのことです。
>>二十四節気とは 雑節とは
大暑の日はいつかというと、
だいたい毎年7月23日頃。
※2013年は7月23日で、2014年も7月23日です。
大暑の日付は、梅雨が終わり、いよいよ夏本番の厳しい暑さが訪れる時期で、
打ち水の効果もよく感じられる時期だと思います。
また、大暑を期間で言う場合は、
次の季節(二十四節気)である
立秋(りっしゅう)の前日までを言うので、
毎年だいたい7月23日頃から8月6日頃までになります。
※2013年も7月23日~8月6日です。
二十四節気の季節の中で、1年のうちで、最も暑いとされる時期が大暑です。
七十二候では、天候や、動植物の変化や気候の状態が
季節の呼び名になっていることが多く、
季節の状態を良く表しているのですが、
大暑の期間の七十二候は、
・桐始結花(桐の実ができ始める)
・土潤溽暑(土が湿ってむわっと蒸暑くなる)
・大雨時行(夕立など、時に雨が激しく降る)
の3つ。厳しい気候の様子がそのまま季節の呼び名になっていますね。
小暑との違い
大暑に対して
小暑(読み方:しょうしょ)という言葉もあります。
小暑も夏頃を表す二十四節気のひとつで、7月7日頃をさします。
期間を指す場合は、7月7日頃から7月22日頃までです。
夏の暑さがだんだんと強くなってくる時期のことですね。
※2013年も7月7日~7月22日です。
二十四節気でいうとこのあたりの季節は、
小暑(7月7日頃)⇒大暑(7月22日頃)⇒立秋(8月7日頃)⇒処暑(8月23日頃)
の順番で巡ってくるので、
小暑と大暑の違いは、時期の違いと言ってよいでしょう。
ちなみに、
二十四節気の小暑・大暑・立秋は、
暑中見舞いを出す時期の目安とされています。
正式には、暑中見舞いは、
大暑の日付から立秋の日付の間までに届くように出すのが決まりですが、
最近では、小暑の日付から立秋の日付までに届くように出してもOKだそう。
ただ、届くのが立秋を過ぎるようなら、
暑中見舞いは残暑見舞いと言葉を変えるのがきまりです。
そして残暑見舞いも処暑(8月23日頃)まで、
もしくは遅くても8月末までに届くようにして下さいね。
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