グリーンカーテンの効果・メリット・デメリットには、どういったものがあるでしょうか。
節電効果が期待できるグリーンカーテン(緑のカーテン)ですが、
人によっては、欠点になることもあるかと思います。
今回は、グリーンカーテン(緑のカーテン)の
考えられる効果(メリット)・デメリットについてご紹介します。
>>緑のカーテンとは?基本情報
グリーンカーテンの効果やメリット
まずは、グリーンカーテンの効果・メリットについてですが
・部屋が涼しい(蒸散作用による)
・エアコンの電気代が節約できる(設定温度や使用頻度が下がる)
・花の色や緑色が目に優しい
・収穫の楽しみがある植物がある
・CO2の削減にも貢献でき、かつ新鮮な酸素を作りだしてくれる
・育てる楽しみがある
・風により葉がこすれる音や木漏れ日が心地よい
などが挙げられるでしょう。
部屋が涼しくなる効果を期待して、
グリーンカーテンを始めようと思い立つ方も多いかと思いますが、
これは主に、葉が日差しを遮る事と、
植物の蒸散作用によるものです。
蒸散作用とは、植物が水分を水蒸気として排出する作用のこと。
その水蒸気が蒸発する際に周囲の熱を奪い温度を下げるのです。
打ち水と同じような原理ですね。
暑い日には、緑のカーテンを施さない場合に比べて、
最大で4℃近くの差が出たという報告もあるよう。
また、建物内での蓄熱が抑制され、
夜間の室温上昇を抑えられる効果も期待できます。
グリーンカーテンのデメリット・悪い点
グリーンカーテンのデメリットや悪い点、
人によってはちょっと大変かもしれないと思う点についてですが
・部屋が暗くなる
・外の様子が見えにくい
・虫が寄ってくる
・ベランダだとプランターなどで通路が狭くなる
・緑のカーテンが育つのに時間がかかる
・初期費用(プランター・土など)が結構かかる
・防犯の点で心配
などが挙げられるでしょう。
「虫が寄ってくる」については、
虫が苦手な方にはもしかしたら深刻だと思います。
高層階だと、飛んでくる虫は少ないかもしれませんが、
葉につくこともある小さな虫については、
対策をあらかじめ考えておいた方が良さそうです。
気になるのは、最後に挙げた防犯面での心配です。
グリーンカーテンの葉でびっしり窓ガラスを覆ってしまうと、
窓とグリーンカーテンの間が死角になってしまいます。
グリーンカーテンの葉の量を調節したり、
窓の全面を覆わないようにしたりする(半面だけにする)他、
窓ガラスにはツーロック(カギを2つにする)を施すなど、
防犯対策については一度考えておいた方が良いでしょう。
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